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介護用品として役立つおすすめの便利グッズ。職場に適したものを揃えよう

介護は想像以上に体力を使いますし、お風呂の介助では転倒リスクがあるため精神的にも疲労を感じやすいものです。
「介護を少しでも楽にしたい」「要介護者さんに快適な生活を過ごして欲しい」などと思うこともあるでしょう。

本記事では、介護業務をスムーズに行える介護グッズの種類や、具体的な便利グッズをご紹介します。

介護グッズの種類

介護をしていると、幅広いシーンで介護グッズが必要になります。
以下では、各シーンにおける介護グッズの種類を紹介します。

食事

食べることは生きるうえで欠かせないことです。
エネルギー補給であることはもちろん、ものを食べることは楽しみ・喜びなどを感じられる精神的な側面もあります。
要介護者さんの食事をスムーズかつ楽しい時間となるようにするのが食事関連の介護グッズです。

お風呂・トイレ

お風呂やトイレは介護者側に身体的負担が大きくかかります。
プライベートな空間でもあり、自力でできることが増えれば要介護者さんの自信にもつながります。
そのため、お風呂・トイレの介護グッズの活用が有効です。

寝室

介護が必要になると寝室で過ごす時間が増えます。
そのため、寝室の介護グッズは要介護者さんが心地よいと思える空間づくりを意識して選び・使うことが大切です。

衛生管理

介護を受けるようになると身体を動かす機会も減り、免疫力も低下しがちです。
そのため、感染症対策グッズは欠かせません。
また、口腔ケアや生活環境を衛生的に保つさまざまなグッズを活用しましょう。

その他日常

その他、要介護者さんが日常生活を快適に過ごせるようにする、介護者がスムーズに介護を行えるようになるようなグッズも数多くあります。

介護業務の効率を高めるグッズ

介護業務に必要不可欠なグッズ、効率を高めるグッズなどさまざまあります。

おすすめの介護グッズ8選

ここでは、介護の現場でよく使われるおすすめの介護グッズをご紹介します。

食事エプロン

食事中、口周りの筋肉が衰えて食べこぼししやすくなった要介護者さんの衣服が汚れないようにするためのエプロンです。
装着しやすいマジックテープのもの、食べ物を床に落としにくいキャッチポケット付きのもの、防水性のものなどがあります。

シャワーチェア

浴室の洗い場に設置する椅子です。
介護グッズとしてのシャワーチェアは座面が広く、背もたれや肘掛けがついていることがほとんどです。
要介護者さんも安心してリラックスした状態で入浴介助を受けられます。

バスリフト

浴槽に取り付けたリフトの座面が昇降することで、浴槽につかる動作をサポートするグッズです。
しゃがむ・立ち上がるという動作は、要介護者さんにとって負担の大きい動作です。
特に水場は滑って転倒するリスクもあります。
リフトは転倒リスクを抑え、快適に入浴できるようにするグッズです。

補高便座

トイレに取り付けて便座の位置を高くするグッズです。
便座が高くなることでしゃがむ・立ち上がるという動作を少なくできます。
介助負担の軽減や自力でのトイレサポートにも役立つトイレ用介護グッズです。

介助用手すり

介助用手すり

トイレやお風呂場など、しゃがむ・立ち上がることが多い場所に設置するグッズです。
また、トイレで用を足している間や湯船につかっているときに手すりを掴むことで、安定感を保てるため安心感があります。
トイレやお風呂場以外にも、階段や廊下などの移動時のサポートにも利用可能です。

呼び出しブザー

近くに介護者がおらず、要介護者さんに何か問題が発生した場合に利用するブザーです。
ワイヤレスタイプや防水タイプなどさまざまあります。
すぐに簡単に使えるように、シンプルなものを選ぶのがおすすめです。

お薬カレンダー

要介護者さんが飲むべきお薬を小分けにして収納できる介護グッズです。
1日・1週間・1ヶ月、朝昼晩とさまざまなタイミングで区切られます。
お薬の飲み忘れや飲ませ忘れを防げるため、導入することをおすすめします。

絆創膏

介護をしていると手指に細かい傷がつくことは少なくありません。
軽いけがをしてしまった場合にすぐ応急処置できるように、介護者はなるべく絆創膏を持ち歩きましょう。
介護業務は排泄介助や入浴介助など水を使う場面も多くあります。
そのため防水タイプがおすすめです。

介護する方に合わせたグッズ選びをしましょう

介護グッズは、介護シーンごとに豊富な種類があります。
どんなに優れたグッズでも、介護する方に適さないものでなければ、使う意味はありません。
介護は、介護をする方の状態や介護する場所によって、行うべき内容が異なります。
より良い介護を行うために、まずは介護をする方の気持ちに寄り添ってどのような不便を感じているのか考えることが大切です。

また、実際に介護業務を行ってみて、「こういうものがあったらいいな」と思ったらメモしておきましょう。
その上で、必要な介護グッズを試してみてください。