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転職検討中の介護士にオススメしたい!賢い求人の探し方

「介護士」は、非常にニーズの高い職業です。
そのため、自分に合った求人情報・就職先を探しやすい職種でもあります。
ただそうであるがゆえに、「どんな就職先を選べばよいか迷ってしまう」「求人情報や、それを得るところが多くありすぎてどこに当たればよいかわからない」と迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
ここではそんな人のために

・介護士が就職先を選ぶときのポイント
・利用できるサービス
・業界特化型の求人サービスのメリット
・について解説していきます。

自分の希望条件や軸を明確にする
介護士の有効求人倍率は、厚生労働省の2019年の調査によると4.34倍にも上ります。
これは全体平均の1.44倍に比べると明らかに高い数字です。
そのため介護士の場合は、自分の希望に添って就職先を「選べる」立場にある、といえます。
多くある求人情報のなかから、自分の希望に合った就職先を選びやすいのは介護士の大きなメリットだといえるでしょう。

膨大な求人情報のなかで迷子にならないためには、「自分の希望条件を明確にする」という工程が必要です。
そのときの軸となるのが、

・給与(年収・時給)
・休みや勤務日(土日休みが希望/週3回程度でOK/夜勤の有無など)
・アクセス(駅からの距離など)
・福利厚生(育休の有無など)
の条件です。
優先順位をつけて、希望を満たす就職先を探していくやり方がもっとも効率的です。
出典: 厚生労働省「全国計」一般職業紹介状況(令和元年8月分)について

転職を考えた時に利用できる転職サービス
転職を考えたときに利用できるサービスは、数多くあります。
そのなかでも代表的なものとして、以下のようなものが挙げられます。

ハローワーク
・求人サイト
・人材紹介会社
・業界特化型求人サービス(後述します)
その特徴を踏まえたうえで、メリットとデメリットを紹介していきます。

ハローワーク
厚生労働省が管轄しているもので、「職安(職業安定所)」とも呼ばれています。
最大のメリットは、「就職に必要な技能を学べたり、適性検査などを受けられたりする」という点です。
また、失業保険申請の窓口にもなっているため、「前の会社を辞めて、失業手当をもらいながら新しいところを探す」という人にとっては面倒がありません。

ただ一方で、ハローワークに登録されている就職先は中小企業が多く、優良な就職先がなかなか探せないというデメリットもあります。
また職業訓練も、「新しい世界で活躍したい」という人にはメリットが大きいのですが、「すでに資格を持っており、かつ以前と同じく介護職に就きたい」と考える人には大きなうま味がありません。

求人サイト
インターネットで気軽にアクセスできる求人サイトは、「のんびり転職先を探したい」、「今の勤め先にも不満はないが、良いところがあったら転職したい」、「場合によっては、違う業種に飛び込むことも考えている」という人におすすめの選択肢です。
情報が大量に出てくるため、就職先の選択肢を広げたいと考える人にも向いています。

ただ、自分1人で情報を当たっていく必要があります。
また「ステップアップすることを転職の一番の目的にしている」という人の場合は少々不向きです。

人材紹介会社
人材を欲しがっている会社に対して、その会社が必要とする人材を紹介するのが「人材紹介会社」の役割です。
求職者の希望と背景、実績に応じて事細かなバックアップをしていってくれるため、求職者の求める条件に合った会社に行きつきやすいというメリットがあります。
また、管理職などのハイクラスの非公開案件にも行きつきやすくなっています。

ただ一方で、求職者の実績などもシビアにみられます。
実績がある人の場合は就職先を見つけやすいのですが、そうではない場合、なかなか転職がうまくいかないこともあります。

業界特化型の求人サービスで探す
最後に、「業界特化型求人サービス」について紹介していきます。
これは、「特定の業種・業界の求人サービスのみを集めたサイトもしくはエージェント」を紹介するサービスです。
介護職・看護職、あるいは飲食業などの、比較的ニーズの高い職種においてみられるものです。

「条件次第では、新しい業界に転職したい」と考える人にとっては、「その業界の情報しか出てこないこと」がデメリットになります。
しかし、「ほかのサイトにはない情報が手に入る」、「質の高い求人情報が手に入る」、「スタッフもまたその業界のことを熟知しているので、相談にも乗ってもらいやすい」というメリットがあります。
また、介護職以外の選択肢が出てこないため、自分の求めていない異業種が検索で出てくることもなく、探しやすいといった特徴もあります。

介護士は非常にニーズの高い職業であるため、転職先が豊富です。
また、当然その転職先を紹介するサイト・サービスの選択肢も豊富にあります。
これらのサービスは、どれが良い・悪いと言い切れるものではありません。
ただ、

・次も同じように介護職として働きたい
・待遇を良くしたい
・必要のない情報に振り回されたくない

ということであれば、ベストの探し方となるのは、業界特化型求人サービスだといえます。