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【転職検討中の方ちょっと待って!】介護士が気を付けたい転職時期

転職のタイミングについて悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
退職後の転職は生活費に困って転職先を妥協してしまうリスクもあるので、できれば在職中に転職活動を行うのがおすすめです。
リスクをできるだけ抑えて転職することで、転職活動中の精神的な負担を減らすこともできます。
ただし、転職する時期には注意が必要なので、転職検討中の方のためにその理由を解説します。

転職までの流れ

介護士として転職をする場合には、在職中に転職したい企業を見つけることが先決です。
転職先の候補が決まったら、履歴書を準備して送付しましょう。
書類選考を通過すると面接への運びとなり、そこで合格すれば転職先が決まります。

介護業界の場合は、早ければ書類送付から1週間程度で内定が決まることも珍しくありません。
ただし、休日と面談の日程がなかなか合わないことや先方の都合もありますので、書類送付から内定が決まるまでには平均2~3週間程度の期間となるのが一般的です。

退職の伝達は1~2ヶ月前に

介護士の転職先は短期間で見つかることも多いため、場合によってはすぐに転職することも可能です。
しかし、職場でいきなり「1週間後に辞めます」と伝えて退職するのは、引継ぎや人材配置などで職場の方に多大な迷惑をかけることになるので避けましょう。
そのため、退職前の1~2ヶ月前には、現在の職場に退職する意向を伝えておく必要があります。

直属の上司に退職する意向があることを伝え、退職の時期などについて相談しましょう。
そのうえで、現場の他のスタッフと相談して、仕事の引継ぎや退職時期などを確定していくとスムーズです。
ただし、このとき直属の上司よりも上の役職の方や別の部署の方に先に相談するのは、マナー違反になるので注意しましょう。
相談の結果、退職時期が決まったら退職届を作成して、会社に提出します。

介護業界は人手不足が深刻?

超高齢化社会の日本において、介護業界は慢性的に人材不足といわれています。
そのため、多くの介護施設が常に人材を募集していることもあり、介護士は年間を通して転職先に事欠きません。
ただし、転職する時期によっては、不利になる可能性もあります。

ボーナスの支給月は避ける

会社の規定によっては、退職するタイミングでボーナスが支給されないケースもあります。
よって、職場とのトラブルを避けるためにも、ボーナスの支給時期や条件などについて事前に確認しておくのがよいでしょう。
なお、夏のボーナスが支給された後の8月は、新卒指導に一区切りつくタイミングで指導者にも余裕があるので、丁寧に仕事を教えてもらえる可能性が高く、介護士の転職時期としてはおすすめです。

また、1月や4月も転職するにはよいタイミングといえます。4月は新人や転職者が多いため、経験の少ない人でも入りやすい傾向にあるからです。
一方、1月は指導者に余裕がある時期のためしっかり指導が受けられ、3ヶ月後の仕事に慣れた頃に新卒がやってくるので介護職未経験の方が転職するには絶好のタイミングといえます。
このように今の職場を離れるタイミングと新たな職場に転職するタイミングの両面から検討したうえで、自分にとって最適な転職時期がいつなのか決める必要があるのです。

早めの情報収集がカギ

今回は、介護士の転職時期について掘り下げてみました。
タイミングによっては、転職のメリットを十分に生かせない可能性がありますので、できるだけ早く沢山の情報を集めておくことが成功へのカギとなります。
そのため、転職先の情報以外にも調べることは多くありますので、迅速に行動に移すことが大切です。