介護現場で働く人にとって、体調管理は重要なミッションのひとつ。中でも厄介なのがこの「夏バテ」です。
夏バテは集中力の欠如、身体のだるさ、イライラ、立ちくらみや頭痛、便秘・下痢など様々な症状を引き起こします。
ここでは、不定期なシフトで働く人も体調を維持し、夏の疲れを残さないためにはどうすれば良いか?7つの夏バテ予防アイデアをご紹介します。
一つずつでも取り入れて、健康的な毎日を過ごしてくださいね。
人間の身体は気温に関わらず、体温を一定に保とうとする働きがあり、上昇した体温を下げるために汗をかきます。
しかし湿度が高いと汗の蒸発が妨げられるため、体温調整などの自律神経が乱れ、身体の不調を引き起こします。
その自律神経の乱れにより
が重なり慢性的に疲労がたまることが、夏バテの原因と言われています。
栄養バランスを崩さないよう、たんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品)、ビタミン(野菜や果物など)、ミネラル(牛乳や海藻など)を組み合わせた食事をしましょう。
ビタミンB1が不足すると体内に摂取された栄養をエネルギーに変換できにくくなります。殺菌効果と疲労回復効果のあるアリシンを含む食品(ニンニク、ニラ、ねぎなど)と一緒に食べるとビタミンB1の吸収率がアップします。
クエン酸(レモン、オレンジ、お酢、梅干しなど)は、疲労の原因となる乳酸を排出する機能があります。積極的に取り入れましょう。
成人では、通常1日2.5リットルの水分を体内から失うとされているため、意識して水分を摂る必要があります。汗は水分だけでなく、ビタミンやミネラル、特にナトリウム(塩分)を多く排出します。
清涼飲料水には糖質を多く含むものもあり、これによる糖質過多も疲労の原因になりかねないため、その場合はお茶やお水とあわせて飲んだり、薄めて飲むと良いでしょう。
ウォーキングやジョギングなど軽く汗をかくような有酸素運動がおすすめです。適度な運動を習慣づけることは、入眠を促進し、中途覚醒を減らすことにもつながります。日中ではなく朝や夜などの比較的涼しい時間に行いましょう。
40℃程度のぬるめのお風呂に適度な時間ゆったりと入ることで、自律神経の働きを整えてリラックスすることが出来ます。夜寝る前に入ると良いでしょう。
など快適な睡眠が取れるような工夫をしましょう。
また、朝の目覚めを促すのは朝食です。睡眠と覚醒のリズムにメリハリをつけるためにもしっかり摂りましょう。
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