
介護を行っていると、車椅子⇔ベッドの移動を行う機会もよく訪れます。
正しいやり方で移乗介助をしないと、自分自身が身体を痛めてしまう可能性があるので注意が必要です。
本記事では、移乗介助のポイントや手順について紹介していきます。
車椅子は日常的に使うものですから、メンテナンスが非常に重要です。
定期的にチェックを行いましょう。
まず、もっとも重要な「ブレーキ」を確認します。
ブレーキがきちんと作動するかどうかをチェックし、様子がおかしければ修理などを行います。
なお、ブレーキが作動しにくくなる原因として、タイヤの摩耗、ワイヤーの変形、などが考えられます。
タイヤも非常に重要です。
タイヤが摩耗していると座り心地が悪くなるだけでなく、ブレーキの反応が悪くなるなど、事故に直結するトラブルに発展することもあります。
空気圧を確認し、割れやすり減りがないかを確認します。
最後に、座り心地も確認します。
車椅子はブランド・商品によって座り心地が大きく異なります。
また、長時間の使用でマットが痛むこともありますから、必要に応じてクッションなどを利用します。
ここからは、「車椅子からベッドへの移動を行うときの介助」について紹介していきます。
なお、ここでは「介助を必要とすること」を前提にお話ししていますが、「多少時間をかければ利用者様ご自身で車椅子に移動できる」という場合は、ご自身で移ってもらうようにするのが原則です(見守りは行います)。
急いで介助したり、不安定な姿勢で介助したりすると、利用者様に負担をかけるだけでなく、介護者もけがをしやすくなります。
正しい姿勢で行いましょう。
今度は逆に、車椅子⇒ベッドへの移動のやり方を解説していきます。
基本的には、ベッド⇒車椅子への移動を行うときの逆の手順で行うことになります。
ベッド⇒車椅子の移動のときも、車椅子⇒ベッドの移動のときも、両方ともしっかりと体を密着させて行うことがポイントです。
うまくできていないとバランスを崩しやすく、安定しないからです。
なお、「利用者様本人の力での移動は難しいが、手を広げてベッドにつけることはできる」などのような場合は、こうしてもらうことで、さらに安定した姿勢を作ることが可能です。
車椅子⇔ベッドの移動は、正しい姿勢と手順で行うことが求められます。
そうすることで事故の可能性を低くすることができますし、利用者様にも安心していただけます。
また、介護者も体への負担が少なく、腰痛などに悩まされる可能性も低くなります。
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