サービス介助士(ケアフィット)とは!?資格取得を目指す方が知っておきたいこと | リアルジョブ介護

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2022.04.30更新

サービス介助士(ケアフィット)とは!?資格取得を目指す方が知っておきたいこと

医療・福祉・介護(介助)は多くの人が必要とするものであるため、資格も多様化しています。
その資格のなかには、民間の資格もあれば公的な資格もあります。

本記事では、民間の介助資格のなかから「サービス介助士」について紹介していきます。


サービス介助士とは

サービス介助士は、「ケアフィッター」とも呼ばれます(ここでは「サービス介助士」の呼称に統一します)。
公益財団法人日本ケアフィット共育機構が打ち出している民間資格のうちのひとつであり、「その人・その場に合った必要なことを提供できる介助士」を目指すための資格だといえます。



サービス介助士の場合、単純に介助だけを目的とするのではなく、ホスピタリティ(おもてなし)の精神をもって人に接していくという前提に基づき動くことを目的とします。
これにより、介助される側はもちろん、介助する側にも精神的な充足感が得られるとしています。



なお、2022年現在はオンライン講座にも対応しています。


サービス介助士の受験資格

サービス介助士の資格は、民間の団体によって打ち出された民間資格です。
受験資格はなくだれでも受講できますが、主に社会人や大学生、専門学校生などを対象としています。



なおサービス介助士と介護福祉士は、響きこそ似ているものの、まったく異なる資格です。
介護福祉士は国家資格であり国によって認められた資格ですが、サービス介助士は国家資格ではありません。



またサービス介助士の資格の有効期限は3年間であり、(家庭学習を必要とすることはあるものの)2日程度でとることが可能です。
かつ難易度も高くなく、家庭学習と実技教習を行えば突破できるとされています。
たとえ合格できなかったとしても、再試験制度という救済措置が設けられているのもサービス介助士の受験の特徴です。




サービス介助士となるメリット

サービス介助士は2022年2月の段階で、20万人もの人が取得している資格です。
必要なときに、必要な人に適切な案内を行える人を育成するこの講座は、非常に意義深いものです。
現在、駅や銀行などの機関でも、このサービス介助士を持っている人を採用・導入する働きが進んでいます。


また、サービス介助士になるための実技教習では、高齢者の疑似体験を行うこともできます。
これによって自分が担当している利用者様の気持ちも理解しやすくなるでしょう。


さらに、障害を抱える当事者から話を聞ける授業も設けられており、サポートを必要としている人がどのようなことに悩み、どのようなサービスを求めているかをしっかりと聞くことができます。
受講していくなかで、自分の仕事のやり方や考え方を見直し、客観的に「介護職員としての自分」を見つめ直せる契機となるかもしれません。


サービス介助士の資格をとることで、より利用者さまに寄り添った介護ができるようになるでしょう。
「できることは本人で、できないことは適切なかたちでサポートする」という介護士の仕事と、サービス介助士の考え方は非常によくマッチしています。


サービス介助士は、介護福祉士とは異なり、民間資格のうちの1つではあります。
しかし介護福祉士が、このサービス介助士の資格を取得するために受講すること、また実際に資格を取得したことによって得られるメリットは、非常に大きいといえます。



サービス介助士の活躍場所

サービス介助士の活躍の場は、多岐にわたります。



たとえば公共交通機関で乗り降りに困っている車椅子の人を助けたり、体の機能に問題があって動かしにくくなっている人の服の着脱を手伝ったり、視覚に障がいのある人の歩行を助けたり、聴覚に障がいがある人に対してわかりやすい接客をしたり……といった活躍が期待できます。
特に、交通の分野や接客に携わる分野で働いている人とは相性の良い資格だといえます。
実際、サービス介助士の資格を取る人のうちの7割以上が、交通あるいは接客に携わっているというデータもあります。



前項でも述べたように、サービス介助士はホスピタリティの精神のもと、人の手助けをするための資格です。
そのため、「サービス介助士の資格を持ってさえいれば、介護福祉士のように就職先に困ることはない」「サービス介助士の資格があれば、介護の現場でも即戦力になる」「サービス介助士の資格を取りさえすれば、いつでもどこでも働ける」などのように言い切ることはできません。



ただ、多くの人に接することになる接客業従事者や旅客運送業従事者などの場合は、この資格を取ることでより働きやすく、より丁寧な対応ができるようになる可能性が上がるとはいえるでしょう。
また就活・仕事の場においてのみならず、自分自身の「人に尽くしたい気持ち」を正確な知識に基づいて発揮できるようになるため、ボランティア活動などにも役立てることができます。



出典:公益財団法人日本ケアフィット共育機構「サービス介助士 資格とは?」


ホスピタリティ精神を持ち仕事に励みましょう

サービス介助士資格とは、ホスピタリティの精神に基づき、障がいを持つ人のお手伝いなどをする資格です。
民間資格ですが、接客業従事者や旅客運送業従事者などにとっては、取得しておくとよい資格といえるでしょう。

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