コロナ禍の介護施設の変化。レクリエーションや家族との面会の現状を紹介 | リアルジョブ介護

オンラインでの面会のイメージ

コロナ禍の介護施設の変化。レクリエーションや家族との面会の現状を紹介

新型コロナウイルス(COVID-19)の流行は、あらゆる生活様式・あらゆる業界に変化をもたらしました。
もちろん介護業界も例外ではありません。

本記事では、新型コロナウイルス(COVID-19)の流行による介護業界の流れ、レクリエーション面での変化、面会での変化について紹介していきます。

新型コロナウイルス流行後の介護業界の流れ

公益社団法人全国老人福祉施設協議会では、新型コロナウイルス(COVID-19)の流行下においても適切な介護ができるように、令和2年から積極的に動いています。
厚生労働省や自民党・公明党に対して、2週間~1か月程度のスパンごとに「現状と課題」「マスクなどの優先供給の働きかけ」「現状の共有と現場の要望」を伝えてきました。
新型コロナウイルス(COVID-19)の流行と現場の状況をリンクさせて訴えることで、より的確でより効果的な対策を国とともに行っていこうとしています。


また、現場の声を把握するためにアンケートなどを実施したり、わからない点の質疑応答をするための窓口を設定したりといった取り組みも行ってきました。


レクリエーション面での変化

現場の声を国に届ける取り組みを行うとともに、現場では「新型コロナウイルス(COVID-19)禍のなかで、介護現場はどのように変わるべきか」を考えてさまざまな取り組みがなされています。
その影響を受けたものの筆頭として、「レクリエーション」と「面会」が挙げられます。


今までは、「歌や声を出して行うレクリエーション」「道具を使って行うレクリエーション」がよく行われていました。
しかしこれらは感染リスクを高めるため、現在は控えられています。
代わりに、クイズや塗り絵、手紙などのように、飛沫を飛ばさないで脳を鍛えることができるレクリエーションが積極的に取り入れられるようになりました。


また、体を動かすレクリエーションとして、「体操」が取り入れられるようになったことにも注目しましょう。
この「体操」は、単純に体を動かすだけにとどまらず、「認知症予防に効果のあるもの」「誤嚥を防ぐための手助けとなるもの」「転倒を防止する効果の見込めるもの」などに分けられており、「動く楽しみ」と「機能低下の予防」の2つが叶うレクリエーションであるといえます。



面会の対応変化

高齢者施設で暮らす方にとって、面会は大きな喜びです。
しかし感染拡大を防ぐためとして、面会に対しても慎重にならざるを得ない現状が続いています。


2021年8月初旬現在は、新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチン接種をすでに2回終わらせたという方もいます。
そのような状況ならば、アクリル板越しではありますが、直接の面会が可能であるとしている介護施設もあります。
ただそれでもまだ、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染リスクを0にすることはできません。
そのため、インターネットを使ったオンライン面会も積極的に実施されています。


新型コロナウイルス(COVID-19)は未だに収まることなく、広がりをみせています。
ワクチン接種はそのような状況下においてひとつの光明となりましたが、たとえワクチンがいきわたったとしても、「完全に元の生活に戻ること」は難しいとされています。
ただそのような現状のなかでも、利用者様とご家族様、そして自身らのために何ができるのかを考え、最良の選択肢を選び、また新しく革新的で効果のある提案をしていくことが、介護士には求められています。



コロナ禍のなかで介護士ができること

新型コロナウイルス(COVID-19)は私たちの生活を大きく変えました。
ただそのなかにおいても、現場で働く人間には工夫が求められ、それを総括する立場の人間には国に対する働きかけが求められています。
常に「自分に何ができるのか」「利用者様とご家族様、そして自身らのための最良の判断ができているか」を意識して、仕事に向き合うことが介護士には必要だといえるでしょう。