防災介助士とはどのような資格!?取得するメリットを知ろう | リアルジョブ介護

火災が起きた施設から出てくる介護士と車椅子に乗った高齢者

防災介助士とはどのような資格!?取得するメリットを知ろう

防災介助士は民間資格の1つですが、災害時に介助を必要とする人の避難や、助けるための技術を持っていることを証明する資格です。
本記事ではこの「防災介助士」を取り上げ、

  • 資格取得のための方法と試験の有無、教習を受講したときに得られる知識
  • 防災介助士で得られる知識
  • 防災介助士の活躍の場
について解説していきます。

防災介助士とは

防災介助士とは、災害のときの避難行動において、手助けを必要とする人をサポートするための知識・資格を取得した人のことを指します。
公益財団法人である日本ケアフィット教育機構という機関が主催している民間資格であり、災害時の救助の流れなどを学ぶことで取得できます。


防災介助士には実技教習があるほか、筆記試験もあります。
なお筆記試験は、70点以上で合格です。
ただし不合格でも再提出が認められます。
防災介助士の資格取得に必要な勉強期間は、おおよそ2〜3か月程度です。


身につけられること

上述した通り、防災介助士の資格取得過程のなかで、ハンディキャップを抱える人が災害に遭遇したときにすばやく的確に助けられる技術を得られます。


災害は場所を選ばずに起きます。
介護職として施設に勤務している最中に、災害に見舞われることもあるでしょう。
そのようなときでも防災介助士としての知識とノウハウがあれば、利用者様を安全に避難させられる確率が高くなります。



防災介助士の取得方法

防災介助士の取得は、以下の流れで取得できます。

  1. 申し込み(27,500円が必要)
  2. 自宅学習~課題提出
  3. 2と並行して普通救命講習を受ける
  4. 実技教習を受けて、筆記試験を突破する
  5. 申請~登録~認定証の発行

なお、普通救命講習は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、実施状況に変更が見られる場合もあります。
実際の資格取得においては、最新の情報をチェックしてください。


※本記事は、2022年4月末日時点の情報です



防災介助士を取得するメリット

防災介助士の資格を取得するメリットを2つ紹介します。


メリット1

まずは、災害という非日常的な状況に際したときに、利用者様の安全を守りやすくなることがメリットといえるでしょう。
これは、介護を職務とする人間にとって非常に大きな意味を持ちます。
もちろん防災介助士の資格を取得することにより、いつでも助けられるわけではありませんが、事前に学んでおくことで救出できる可能性は高くなります。


メリット2

もう1つのメリットが、冷静さを保ちやすくなるという心情的なプラスです。
災害時において恐ろしいことは、パニックに陥ることです。
しかし防災介助士としての勉強を積むことで、このようなパニック状態に陥るリスクを下げることができ、冷静に対応できる可能性が高くなります。



防災介助士の活躍場所

防災介助士は「これひとつを持ってさえいれば、どこの職場でも働ける」というものではありません。
しかし介護職に携わる方がこれを持っていることで、転職や就職に有利になることはあるかもしれません。


また、災害は時も場所も選びません。
防災介助士の資格を持っていることで、どの現場においても冷静な活躍ができるようになります。
災害時にリーダーシップを取れるようになるため、人を指導する立場であるならば取っておくことが望ましいといえます。



緊急時に冷静でいるために

日本は地震大国であり、災害にいつ見舞われるか分からない国でもあります。
技術がどれほど進歩しても、災害そのものを完全に予知することは今後も難しいでしょう。
そのため、私たちは日ごろから災害に備え、災害に立ち向かえるだけの知識を身に着けておく必要があります。
防災介助士は、その知識と技術があることを担保する資格だといえるでしょう。

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