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派遣介護職の夜勤はメリット多数!高給となる理由や勤務時間帯について

介護職の働き方として、「派遣として夜勤で働く」というものがあります。
介護職の夜勤はその他の時間帯に比べて給与が高くなるので、給与面を重要視する人にとっては非常にやりがいのあるものです。
本記事では、「派遣で介護職を行うことのメリット」「夜勤体系の特徴」について紹介していきます。

派遣介護職の夜勤体系

介護は、365日24時間いつでも行わなければならない仕事です。
そのため、夜勤があります。
介護施設の場合は3交代もしくは2交代でシフトを組むことが多いといえます。
特に「午後16時~午前10時」までを夜勤としているところが比較的多く見られます。 (※午後の17時から始まったり、午前の9時を持って終業としたりするところもあります)
また、そのうちの2時間程度が休憩時間となることが多いといえます。

夜勤の時間は、法律などで明確に定められたものではありません。
各施設で定められるものですから、入社前に確認をしておくとよいでしょう。

派遣介護職は高給!

派遣介護職で夜勤を務める場合は、以下3点により高給になる傾向にあります。

1.そもそも派遣介護職は、そうではない働き方に比べて時給が高い
2.夜勤は立候補者が少ないため、給与をアップして人員を確保したいと考えている職場が多い
3.夜勤手当が支給される

介護施設の場合、法律によって「〇人の入居者に対して、〇人の人員を置かなければならない」という決まりがあります。
ただ、妊娠出産や病気によって人員の確保が難しくなることもあります。
この場合、介護施設は「多少お金がかかってもいいので、人員を確保したい」と考えます。
その結果、フレキシブルに動ける「派遣介護職」に注目が集まることになります。

夜勤は体力的な負担が大きいものです。
そのため、なかなか人員が集まらないという問題があります。
特に家庭を持っている人の場合は、夜勤を敬遠することも多いといえます。
それでも夜勤のスタッフをゼロにすることはできませんから、日勤よりもはるかに良い時給を提示して夜勤スタッフを募集している介護施設もあります。

高給となる理由として最も大きいのは、「夜勤の勤務については割増料金を支払わなければならない」という法律によるものでしょう。
施設側が独自に設定するのではなく、法律によって夜間の勤務は通常の賃金の1.25倍の賃金を支払わなければならないのです。
ただしこの「夜間の割増賃金」が発生する時間は午後22時から午前6時まで(※特例あり)と定められています。
このため、夜勤の時間すべてが法律上の割増賃金にあたると考えるのは間違いです。

夜勤の仕事内容

夜勤の仕事内容は、施設によって異なります。
ただ、多くの場合、以下のような業務対応となるでしょう。

1.就寝前後に行うケア
2.必要に応じて寝返り補助
3.呼吸や体調に異変が起きていないかのチェック
4.排せつ介助
5.起きたときのケア(バイタルチェックなど)

また、施設によっては食事の準備を手伝うこともあります。
その後、引継ぎなどをして終了となるケースが多いといえます。

給与面を重視するならば派遣介護で夜勤を選ぶのもあり

派遣の場合、それ以外の働き方に比べると時給が高く設定されがちです。
そのうえで、夜勤を選択すればさらに給与は上がりやすくなるでしょう。
場合によっては夜勤専従(夜勤のみを行い、日勤はしない勤務形態)を選ぶのもひとつです。

夜勤で働く場合、拘束時間は長くなります。
しかし日中の時間を自由に使えるようになるため、これもひとつのメリットといえるでしょう。