介護職への就職・転職を成功させる志望動機の書き方!例文と合わせて紹介 | リアルジョブ介護

2022.01.31更新

介護職への就職・転職を成功させる志望動機の書き方!例文と合わせて紹介

介護業界は慢性的な人手不足にあります。
しかし「人と接する業種」である介護職は、どんな人でも務まるわけではありません。
当然採用前には書類選考や面接があります。
特に、その人自身の人柄が見られる「志望動機」の内容は大切だといえるでしょう。


ここでは好まれる志望動機の伝え方を、例文と合わせて紹介します。
※志望動機の例文はあくまで一例です。大切なのは、「自分の言葉で、自分の思いを伝えること」です。そのため実際の面接においては、ご自身で志望動機を考えて伝えるようにしてください。

介護業界が求める人材とは?

介護業界が求める人材は、「明るく、人の助けになること・サポートすることを喜びとする人」です。
ただ言い換えるならば、介護業界においては上記のような性質を持っていることはごく当たり前のことだといえます。
そのため上記に加えて、「自分はどれだけの活躍ができるか」「なぜこの事業所(や働き方)を希望しているか」を記す必要があります。

単純に「人を支援したい」「人をサポートしたい」というだけでは、個性のない、非常につまらない言葉になってしまいます。
「雇用者側にとってのメリットの提示・雇用側にとって利益となるあなたの魅力」「この職場でなければならなかった理由」を自己PRして初めて、志望動機は志望動機たりえるのです。
このあたりを念頭において、解説していきましょう。


未経験者に対して「今現在の実力」「今現在のスキル」を求める事業者はありません。
それよりも「この人が培ってきたスキルや経験は、この施設においてどのようなメリットになるか」をみることが多いといえます。
また「どんな介護サービス従事者を目指しているか」「どんなサービスをしたいか」を入れるのも良いでしょう。


未経験者の志望動機の例文:

「昔から人の喜ぶ顔を見るのが好きで、前職のアパレル系の販売職でもお客様の『楽しい!』『うれしい!』のお顔やお声を一番の喜びとしていました。30歳になったのをきっかけに、昔から興味のあった介護業界への転身を考えました。
アパレル系の販売員も介護職員も、『人の喜ぶ顔を間近に見られる』という喜びがあると思います。
この業界は未経験ではありますが、前職で培った接客のスキルを活かしつつ、利用者様のために働きたいと考えています」

ブランクがある方の志望動機のコツ

介護業界は人手不足のため、ブランクがあっても採用はされやすいといえます。
ただそのときには、「ブランクの期間中にしていたことを、プラスの経験として介護現場で活かせること」をアピールしなければなりません。
また、ブランクが生じた理由が「やむをえないものであった」と受け取ってもらえるようなものであれば、さらによいでしょう。


ブランクのある方の志望動機の例文:

「25歳まで特別養護老人ホームで働いていました。その後、育児と身内の介護のために退職しましたが、子どもが手を離れ、身内の介護も一段落したことから、復職したいと考えました。
介護を必要とする自分の家族や子どもと『家族』の立場で向き合う経験をしてきたことから、ご利用者様はもちろんご家族様にもより深くより親身に向き合えるようになったと思います」



転職回数が多い方の志望動機のコツ

転職回数が多いことはしばしばネックになるともいわれていますが、現在では気にしない採用者も多いとされています。
終身雇用の考え方はとうに終わりを迎えていることもあり、転職する人が決して珍しくなくなっています。
ただ、「転職回数が多いからこそ得られたスキル」について言及できれば、プラスの印象が抱かれやすいでしょう。


転職回数が多い方の志望動機の例文:

「私はこれまで、介護療養医療施設、グループホーム、サ高住、デイサービスの事業所で働いてきました。数多くの施設でさまざまな症状の人と触れ合うことで、視野が広がったように思えます。介護度ごと、利用者様の性格ごとに楽しんでいただけるレクリエーションの提案が得意で、その幅も広いのが強みです。
『だれでも、いつまでも楽しく』を理念に掲げる貴社に共感し、応募させていただきました」



勤務・雇用形態別の志望動機の伝え方

ここからは少し毛色を変えて、「勤務・雇用形態別の志望動機の伝え方」を紹介します。
「今まではパート・アルバイト・派遣社員だったが正社員を希望している」という場合は「正社員だからできること」に、「今までは正社員だったが、パート・アルバイト・派遣社員を希望している」という場合は「なぜそうしたいのか」を明示すると伝わりやすいでしょう。


正社員

まずは「パート・アルバイト・派遣社員の立場で働いていたが、正社員雇用を目指して転職を志した」というケースの志望動機の書き方についてみていきましょう。


パート・アルバイト・派遣社員から正社員雇用の会社に応募する方の志望動機の例文:

「まったく未経験の状態から介護業界に飛び込んだのは、今から4年前のことです。そのときはまだ自信もなく、パート・アルバイトで正社員の方々の働きを『見て、学ぶこと』に取り組んできました。
その4年間で正社員でなければできない働き方を実際に見てきて、また4年の間に『やはり自分はずっと長く介護業界にいたい』と強く思うようになり、今回、正社員として働くべく応募しました」



パート・アルバイト

正社員雇用は、パート・アルバイト雇用に比べて、安定しておりまた守られている雇用形態だといえます。
そのような状況にある正社員雇用から、パート・アルバイト雇用に切り替えたいと考える場合は「なぜ切り替える必要があるのか」「それでもなお働きたいと思うのはなぜか」をアピールするとよいでしょう。


今まで正社員として働いていたが、今後は別の場所でパート・アルバイトとして働きたい方の例文:

「正社員として10年間、訪問看護の場所で働いてきました。非常にやりがいのある職場でしたが、去年子どもを出産し、正社員としてフルタイムで働き続けることが難しくなり辞職しました。それでも介護業界への情熱は消えることなく、子どもが保育園に入ったらまた復職したいと考えていました。
貴社の『利用者様にも働く人も、動きやすい職場を』という理念に共感し、パート・アルバイトとして正規職員の方々のサポートをしたく、応募させていただきました」



夜勤専従希望の方の志望動機のコツ

志望動機は基本的にはプラスの方向からアプローチするべきですが、夜勤専従の場合は例外的に、「待遇面」「環境面」について述べていくと良いとされています。
夜勤専従を希望する人は賃金面などを重要視していることが多く、雇う側もそれをよく知っているため、正直にそのあたりに訴求する方が望ましいと考えられているのです。


夜勤専従を希望している方の志望動機の例文:

「私には小学校2年生を頭に、保育園の年長、保育園の年少の子どもがいます。核家族ではありますが、子どもに充実した教育環境を与えたいと考え、賃金面・待遇面が厚い貴社に志望しました。
夜間は夫が子どもをみていて出勤も遅いこと、また家からも徒歩10分の距離であることから、朝の10時まで残業が可能です。
病児保育が可能なベビーシッターとも渡りがついているため、子どもの急な病気などがあった場合でもシフトに穴をあけることもありません」



介護事務職を希望している場合

最後に、「介護事務職を希望する方」のための例文を紹介します。
サポート業務ということを押し出しつつ、事務方のスキルに言及するとよいでしょう。


介護事務職を希望している方の例文:

「前職は一般事務職で、10年間にわたり事務方として働いてきました。しかし伯母が倒れ介護状態になったときに、それを支えてくださった介護職員の方の対応が印象的で、自分もその業界に関わりたいと強く感じました。伯母が利用していたのがこちらの事業所で、常々『いつもよくしてくださってありがたい』と唱えていたのがとても心に残っていて、貴社に転職を希望した次第です。
前職では主に経理作業を担当しており、数字を扱うことに慣れています。また、日商マスターの資格を保持しており、後進の指導経験もあります。精一杯、利用者様そして介護職として働く職員のみなさまのサポートを務めさせていただきます」



志望動機は具体的に伝える

一口に「介護職(介護事務職)の転職の志望動機」と言っても、「どのような働き方を希望しているか」によって書くべきこと・言うべきことは変わってきます。


もちろん、上で挙げたのは一例であり、実際には自分自身の言葉で述べていく必要があります。
しかし例を押さえておけば、どのような点に気を付けてつづればよいかがわかるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。

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